主 催 イ ベ ン ト
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世界中の女性の憧れであるハリウッド女優達が実際に映画に中で身にまとった衣装を公開。ニコール・キッドマン、グウィネス・パルトロウ、
ケイト・ウィンスレット、マドンナといった注目の若手女優達と、ヴィヴィアン・リー、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーン、
エリザベス・テイラーら、かつての大物ハリウッドスター達の衣装が集められた。衣装と共に50点あまりのスチール写真、
オリジナルポスターやスケッチ、ダイジェスト版ビデオも上映され、思い出の名作のワンシーンを甦らせると共に、映画の魅力や衣装を通して
ファッショントレンドを探ることが出来る展覧会でした。
≪開催概要≫
会期:1999年7月29日(木)~8月29日(日) 11:00~19:00
場所:The Space(表参道 ハナエ・モリビル5F)
料金:一般1,100(1,000)円、学生800(700)円 ※( )内は前売り料金
物販:カタログ3,000円(
販売中)
主催=財団法人ファッション振興財団
後援=通商産業省/文化庁/読売新聞社
協賛=ハナヱ・モリ
協力=日本航空
*衣装展のチラシ、有名女優が映画で着用した衣装や、オリジナルポスターなどの映画資料の数々が一堂に会した。
●オードリー・ヘップバーンの衣装
左:「パリの恋人-1957-」で着用したスーツはジバンシィのデザイン。右:見事に再現された「マイ・フェア・レディ-1964-」の
アスコット・ドレスのレプリカ。オリジナルは1976年にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された「ハリウッド・コステーム」展
に出展後、配給会社に返却された後に盗まれている。それから23年もの月日が流れたが、在しているであろうオリジナルが公開される事は
とても難しいとされていたため、レプリカ製作チームが発足される。中心となったのは当時「マイ・フェア・レディ」の衣装製作に携わった、
存命で唯一の衣装デザイナーである、ジョン・デイヴィッド・リッジ。製作ではアップリケやレーは全て手縫いで丹精込めて縫い上げられて
いき、帽子に使われていオーストリッチの羽根は入手困難な材料であったが、スタッフの熱意よって見事に再現され公開に至った。
左:グウィネス・パルトロウ「恋におちたシェイクスピア
-1998-」
中央と右:ニコール・キッドマン「ある貴婦人の肖像-1996-」
マリリン・モンローが着用した衣装。左から「王子と踊り子
-1957-」「恋をしましょう-1960-」「お熱いのがお好き-
1959-」
映画のスチール写真、オリジナルポスター、スケッチが多数
展示された。