主 催 イ ベ ン ト

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パリでモダン・ファッションの原点を築き上げたポール・ポワレの作品を中心に、20世紀初頭のモードを一同に集めた衣装展。 ポワレは1903年にウォルトより独立し、3人の姉妹(ジャンヌ、ジェルメンヌ、ニコル)とともに、1920年代を頂点にパリの ファッション界で活躍しました。彼の残した数ある功績の中で特筆されるのは、婦人服改良運動に加わり、身体を締め付けてきたコル セットから初めて女性を解放し女性の生活に自由を与えたこと。さらにオートクチュールの基礎を作ったことも高く評価されています。 80年代に入り、質を重んじた本物志向の風潮が強まる中でオートクチュール・ファッションが再び注目を集めていましたが、その原 点ともいえる本展の芸術性とアール・デコ・モードのエッセンスは、現代ファッションに新たな認識と刺激を与えました。


≪開催概要≫


会期:1985年8月25日(日)~9月7日(土) 11:00~19:00
場所:The Space(表参道 ハナエ・モリビル5F)
料金:一般1,000(900)円、学生700(600)円 ※( )内は前売り料金
物販:カタログ3,000円(販売終了)、ビデオ7,800円(販売終了)
主催=財団法人ファッション振興財団/パリ市立パレ・ガリエラ服飾美術館
後援=通商産業省/文化庁/東京都/パリ市/毎日新聞社
協賛=東レ/東洋紡/帝人/カネボウ/ユニチカ
協力=七彩/エールフランス
美術=ニック・グロスマーク
監修=松本弘子