主 催 イ ベ ン ト
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3年目を迎えたパリ市立パレ・ガリエラ服飾美術館との共同主催衣装展。「色とカットとラインの巨匠」「スーツの名人」「はさみの魔術師」
「黒の巨匠」などの異名を持つクリストバル・バレンシアガの1937年から1968年までの30年にわたる代表的な作品、約150点が一同に集結。
展示は「革新的なストラクチャー」「黒のプティ・ローブ」「昆虫コレクション」「ファブリックを楽しむデザイン」等、11のセクション
に分けて構成。衣装の豊富なバリエーションと高度な技術力など彼の特色を紹介する内容になっていて、他にもクチュリエならではの帽子の
コレクションや作品の写真も展示されている。彼の文化的遺産と呼ぶにふさわしい作品群を通して、現代ファッションの流れや基本を理解し
ていくと共に、後々活躍するデザイナー達に与えた影響力の大きさを再認識させられる衣装展でした。
≪開催概要≫
会期:1987年8月6日(木)~9月2日(水) 11:00~19:00
場所:The Space(表参道 ハナエ・モリビル5F)
料金:一般1,000(900)円、学生700(600)円 ※( )内は前売り料金
物販:カタログ3,000円(
販売中)、ビデオ9,800円(販売終了)
主催=財団法人ファッション振興財団/パリ市立パレ・ガリエラ服飾美術館
後援=通商産業省/文化庁/東京都/パリ市
協賛=NTT/オリエントファイナンス/藤井毛織/バレンシアガ・グループ
協力=七彩/エールフランス/ユベール・ド・ジヴァンシイ
監修=松本弘子
バレンシアガが衣装展の様子を特集した当時の雑誌の
クリッピング。若かりし頃のバレンシアガのポートレ
ートや、展示会場が紹介されている。
また、ガリエラ服飾美術館館長のギョーム・ガルニエ
氏のインタビューやバレンシアガの生い立ちなども詳
しく掲載されている。
挨拶でバレンシアガについて興味深い逸話を披露した
ガリエラ服飾美術館館長のギョーム・ガルニエ氏。
スーツ作りの名人と言われるバレンシアガの構築的な
スーツがズラリと並ぶ様は圧巻。
宝石やスパンコールが施された刺繍やレースを使った衣
装の数々。
左はバラエティに富んだ帽子のコレクション。