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マダム・パキャンは19世紀末のパリ・モード界で、ウォルト、ドゥーセ、ポワレらと共に現代クチュールを創始したデザイナーです。
女性デザイナーとして初のレジオン・ドヌール勲章受章、パリ・クチュール協会の会長就任など、男性によって占められていたその
ころのモード界において、彼女は「女性の社会進出」という当時の社会風潮を背景に最初に女性デザイナーの地位を確立しました。
本展では現代服へと変還していく服飾史の中でもとりわけ重要な1過程をパキャンのオリジナル・コレクション160余点を通して紹
介します。
これまでベールに包まれていたパキャンの足跡がここに初めて解き明かされます。
当時のチラシと入場チケット。チケットは賛助会員様に配布されました。