主 催 イ ベ ン ト

戻 る


マダム・パキャンは19世紀末のパリ・モード界で、ウォルト、ドゥーセ、ポワレらと共に現代クチュールを創始したデザイナーです。
女性デザイナーとして初のレジオン・ドヌール勲章受章、パリ・クチュール協会の会長就任など、男性によって占められていたその ころのモード界において、彼女は「女性の社会進出」という当時の社会風潮を背景に最初に女性デザイナーの地位を確立しました。 本展では現代服へと変還していく服飾史の中でもとりわけ重要な1過程をパキャンのオリジナル・コレクション160余点を通して紹 介します。
これまでベールに包まれていたパキャンの足跡がここに初めて解き明かされます。


≪開催概要≫


会期:1990年8月4日(土)~9月2日(日) 11:00~19:00(会期中無休)
場所:The Space(表参道 ハナエ・モリビル5F)
料金:一般1,000(900)円、学生700(600)円 ※( )内は前売り料金
物販:カタログ3,000円(販売中)、ビデオ10,000円(販売終了)
主催=財団法人ファッション振興財団
後援=通商産業省/文化庁/東京都/フランス大使館
協賛=NTT/オリエントコーポレーション
協力=パリ市立パレ・ガリエラ服飾美術館/パリ市立服飾芸術美術館/フランス衣装芸術協会/メトロポリタン美術館/
   リヨン織物歴史美術館/日本航空/七彩

               当時のチラシと入場チケット。チケットは賛助会員様に配布されました。