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16世紀末から20世紀までの400年にわたる靴の歴史とデザインの移り変わりを紹介。同展はニューヨークのブルックリン美術館
との共催。同美術館が所蔵する2000足もの靴のコレクションの中から歴史的にも貴重な靴が集結。ローレン・バコール、アンドレ・
ペルギア、ロジェ・ヴィヴィエの履いた靴や、シャルル・ジョルダン、フェラガモなど欧米の代表的な靴のコレクションにいたるまで
約160点が展示されました。古い物では服飾史上、ルネッサンス、バロック、ロココ、エンパイア、ロマンティック、クリノリン、
バッスルと分けられる時代の装飾性の高いものや、高下駄のようなものが主流であったが、20世紀に入り、衣服の変換により靴自体
が目立つようになると、デザインや実用性が求められるようになり、靴専門のデザイナーが登場するようになる。衣装と同様に靴も流
行を繰返すようになり、素材や装飾にも凝った様々な靴が登場。靴はファッションの中でも重要な位置を占めるようになり、コーディ
ネーションの中で欠かせない存在となる。こうした西欧の靴の歴史の深さと服飾文化の豊かさを紐解く展覧会となりました。
靴の歴史の変換をスチールいまとめ、靴と共に展示。